地域おこし協力隊のその後は?アンケート集計から気になる進路を解説

地域おこし協力隊のその後 COLUMN

こんにちわ!miraiです。

地域おこし協力隊は、平成31年3月までに人気を終了した隊員は累計4,848名にまで増えました。

人気の就職の一つになりつつありますが、全国の地域おこし協力隊のその後の仕事ってどうされているのか?どのようにすごされているのか気になります。

私も地域おこし協力隊の経験者ですが、私の周りの方は存じ上げてますが、それ以外の方って結局どうしているのか謎のままです。

地域おこし協力隊に興味があってもやってみたくても、任期終了後に仕事がなかったり、定住につながらないのではないかと不安になるとなかなか一歩を踏み出せないと思います。

そこで今回は、全国の地域おこし協力隊の平成31年度のアンケート結果をもとに、地域おこし協力隊のその後について解説します。

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任期終了後の協力隊員の基本情報

男女比

隊員の男女割合は、約『男:女=6:4』となっており、女性の方も大勢おられます。

年代比

また、年代別ですと、約7割が20代・30代の若者となっています。

若者が増えてきてますが、40代以上の方も活躍されている自治体も多いですよ!

定住率6割越え!任期終了後の協力隊の定住率と仕事内容

定住率
任期終了後の同じ地域への定住は、6割を超えています。

元々、この地を好んで地域おこし協力隊になられた方も多いです。

地域おこし協力隊になったきっかけの1つに、この地域に定住したいという動機が3割もあったとアンケート結果にあります。

この地域に住んでみたいから地域おこし協力になったって素敵だと思います♪

定住者の動向

定住者の動向で一番多いのが、その地で仕事を探して就職をするのが4割、次いで企業するのが3割です。

私も起業したのですが、企業の準備が協力隊期間にできるため、この地で住んで何かしたい!っと思うのであれば、地域おこし協力隊はお勧めですね。

起業の中で最も多かったのが、飲食店!私もそうなんですが、田舎で古民家カフェするのが夢って方が多いんですね。

起業詳細はこちら↓

飲食サービス業(古民家カフェ、農家レストラン 等) 151名
美術家(工芸含む)、デザイナー、写真家、映像撮影者 110名
宿泊業(ゲストハウス、農家民宿 等) 104名
6次産業(猪や鹿の食肉加工・販売 等) 79名
小売業(パン屋、ピザの移動販売、農作物の通信販売 等) 73名
観光業(ツアー案内、日本文化体験 等) 51名
まちづくり支援業(集落支援、地域ブランドづくりの支援 等) 42名

就職では、行政関係が一番多いです。

地域おこし協力隊自身、行政との関わりも深いため、そのまま行政関係に就職することが多くなってしまうのかと思います。

就職先の詳細は↓

行政関係(自治体職員、議員、集落支援員等)302名
観光業(旅行業・宿泊業等) 120名
農林漁業(農業法人、森林組合等) 86名
地域づくり・まちづくり支援業 74名
医療・福祉業 53名
小売業 46名
製造業 43名
教育業 36名
飲食業 33名

定住率は地域別に静岡県が83.3%、次に東京都が80%、その次が山口県79.2%と非常に高い定住率になっています。

逆に定住率が悪いのが秋田県46.3%となっています。

まとめ

今回は「地域おこし協力隊のその後は?アンケート集計から気になる進路を解説」をテーマに解説させていただきました。

地域おこし協力隊に興味がある方は、ぜひ任期終了後の地域おこし協力隊のその後の仕事状況を参考にしていただけたらと思います。



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