地域おこし協力隊は行政が動いているため予算の関係なのか、新年度の4月スタートの場合が多いです。
ただ、4月以降も協力隊の募集が随時行われています。
私の場合も面接が5月に行われ、6月に協力隊活動がスタートしました。
行きたい自治体の募集がかかっていてるのであれば、できるだけ早く応募したほうがいいです。
人が見つかれば、しばらく募集がかからない場合や二度と募集しない場合があります。
しかし、今回は、地域おこし協力隊の募集要項には載っていないけど卒業生からのアドバイスとして知っておいてほしいと思う要点をまとめましたので、先にそちらを参考にしてから応募してください。
地域おこし協力隊の卒業生の進路をリサーチしておこう
募集がかかっている地域おこし協力隊に卒業生がいる場合、卒業生の進路を確認しておくといいでしょう。
例えば、面接の前に役場の担当者に聞いてみてもいいです。
『会う事なんかは可能でしょうか?』
(就職されていると難しいかもしれませんね。)
また、ほとんどの場合が地域おこし協力隊のFacebookが開設されているので、そこからメッセージなどでアプローチしてみるのもいいと思います。
個人情報なので教えることはできません。と言われるかもしれないので、あまり無理強いはしないようにしましょう。
生の声が聴けるのなら卒業生とアポを取っておくのもいいです。
実際、私の場合はカフェを協力隊卒業後オープンしたため、面接前に自治体の方から聞いてお店に来られた方など数名おられました。
忙しい時間帯でなければ、お話はさせていただいていましたよ!
協力隊の卒業生からみると、面接に来られる方は将来後輩になる方たちなので、よっぽどタイミングが悪かったなどなければ、自分の経験をお話しさせていただいてます。
自治体に聞けることは聞いておこう!定住率や現役の人数
都道府県の地域おこし協力隊卒業後の定住率は、総務省のアンケートからリサーチすることができるます。
ただ、実際はもっと細かく知りたいですね。
これも希望する自治体の担当者に連絡するのが一番です。
『10名来て10名ともいるよ!内現役が3名です』
(卒業生も現役も100%いてるね!)
とか、
『10名来て2名で、現役はいないよ』
(えっ!20%で今はだれもいないの・・・?)
って場合もあります。
自治体の方は、聞けば親切に教えてくれます。
逆に親切に教えてくれなければ、その自治体はやめておいた方がいいです。
電話で対応してくれているその人が自分が協力隊になったときの担当になる可能性が高いからです。
また、その時に現役の人数も確認をしておきましょう。
現役の人数の場合は、聞きそびれてもFacebookや自治体のHPにのっている場合があります。
自治体の人口推移を知っておこう
現在、日本人の人口は減り続けています。
ほとんどの自治体のHPを見ると、人口の推移が公開されています。
その中で、着実に増加をしているのは貴重です。
例えば北海道東川町人口動態PDF
人口が少しずつでも増えている≒移住者を沢山受け入れてきている
移住者を沢山受け入れてきているということは、地域の人も移住者を受け入れる免疫ができています。
どうしても、田舎では移住者に対してアレルギー反応を起こす方がおられます。
しかし、免疫のある方が沢山おられると、アレルギー反応を起こしている方が気にならなくなります。
そのため、その町で定住をすることを考えるならば、移住者を沢山受け入れている地域をお勧めします。
まとめ
今回は「地域おこし協力隊の募集要項にのっていない知っておくべき3つの要点」をテーマにまとめさせていただきました。
私もちょっと調べればわかったことなのに・・・知っておけばよかった・・・っていう想いもありご紹介しました。
また、私に話を聞きに来られる方の中には、今回まとめたことを聞きに来られる方もおられました。
ぜひ、協力隊応募前に気になる自治体の事を調べてみてくださいね。