こんにちは、miです。
私は数年前、地域おこし協力隊として新しい土地で暮らし、起業するという選択をしました。
そのスタート地点となったのが「協力隊の面接」。
実はこれ、思っていたよりもずっと独特なんです。企業の面接とは少し違い、自治体の職員だけでなく、地域の住民や団体の方々が面接官として並ぶこともあります。
この記事では、実際に私が地域おこし協力隊の面接で聞かれたことや、そのときに感じた心構えを4つにまとめてお伝えします。
これから地域に飛び込もうとしているあなたの、面接対策のヒントになれば嬉しいです!
面接を受ける前に知っておきたい3つのこと
面接を受けるタイミングについてですが、地域おこし協力隊は「新年度スタート」(4月〜)に合わせた募集が多いです。
とはいえ、随時募集している自治体もあり、私も5月に面接を受けて6月に活動をスタートしました。
注意してほしいのは、「人が決まればすぐに募集が終了する」ということ。
興味のある自治体を見つけたら、できるだけ早めに応募しましょう!
また、募集要項には載っていない地域ならではの期待もあります。この記事でしっかり押さえてくださいね。
面接で聞かれた質問①:なぜこの地域を選んだの?
これは企業面接の「なぜうちの会社を選んだの?」と同じような質問です。
地域の方々は生まれ育った土地に対して”当たり前”になっていて、あまり魅力を意識していないこともあります。
だからこそ、あなたの言葉で、その地域に惹かれたポイントを伝えることがとても大切です。
例:
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「○○展望台からの景色に感動しました」
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「この特産品が大好きで、自分も地域の一員になりたいと思いました」
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「昔ドラマで見て憧れていました」
私自身は、「ここの広大な大地に惹かれました!」と話しました。
事前に箇条書きで好きな点をまとめておくと、スムーズに答えられますよ!
面接で聞かれた質問②:活動中、どう地域とかかわっていく?
ここもとても重要なポイントです!
自治体側は、あなたが「募集要項をきちんと読んでいるか」「あたなと地域がミスマッチとなっていないか」を確認したいと思っています。
募集要項に沿った形で、自分なりにできることを具体的に提案しましょう。
例:
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「地域憩いの場となるカフェのお手伝いをしながら、新メニュー開発にも取り組みたい」
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「農業体験イベントを企画して、外から人を呼び込みたい」
※要注意※
募集内容とズレすぎた夢を語ってしまうと、「この人、大丈夫かな?」と心配されてしまいます。
面接で聞かれた質問③:3年後の夢や目標は?
地域おこし協力隊の任期は最大3年。
自治体や地域の方々は、「その後も地域に定住してほしい」と思っています。
なので、卒業後のビジョンを描けているかをとても重視します。
例:
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地元企業に就職したい
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自分でカフェを開業したい
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農業で独立したい
私の場合は、「卒業後にカフェをオープンします!」と履歴書にも書きました。
実際、協力隊2年目で起業しました。
夢や目標は、面接の場だけでなく、活動を続ける上での強い指針にもなります。
ぜひ、自分なりのビジョンを言語化しておきましょう!
面接時の服装は?スーツじゃないとダメ?
服装については、私が見た範囲では次のような感じでした。
男性:スーツの方が多め、カジュアルなジャケットスタイルも数人
女性:スーツ、綺麗めな普段着+ジャケット、ジーンズ姿もいた
重要なのは、「清潔感」と「派手すぎないこと」。
特に地域の方々は「この人と一緒に暮らしていけるか」を見るので、個性を出しすぎる格好は避けた方が無難です。
面接会場には、自治体職員だけでなく、
地域NPO団体の理事長・副理事長
商工会の局長
地域支所の支所長 など
地域に根差した方々も面接官として参加していました。
人柄を重視する文化なので、服装はTPOを意識しつつ、緊張しすぎずに挑みましょう。
【まとめ】面接は人柄重視!でも準備で安心感が違う
今回は、地域おこし協力隊の面接で実際に聞かれた質問と、準備しておきたい4つの心構えをご紹介しました。
面接は緊張しますが、「この地域で生きていきたい」という想いが伝われば大丈夫です。
そのためにも、
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事前に地域をリサーチする
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好きなポイントを言語化する
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活動後のビジョンを考えておく
この3つをしっかり準備して、本番に臨んでくださいね。
応援しています!