カランツは、ヨーロッパやアジアを原産とするベリー類で、特に赤い実が特徴です。ジャムやジュースにぴったりで、家庭菜園でも育てやすい植物です。今回は、私が挿し木で育てたカランツの栽培方法とシカ対策についてご紹介します。
家庭菜園初心者でも試せる方法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
カランツとは?
カランツ(フサスグリ)は、酸味が強く、甘みが少ない小さなベリーです。赤、黒、白の色があり、特に赤いカランツはジャムやジュースに使いやすいです。栄養価が高く、ビタミンCやポリフェノールを豊富に含んでおり、健康にも良いとされています。
カランツは日本ではあまりメジャーではないですが、その独特な風味と栄養価の高さから、家庭菜園やガーデニングでも人気が高まっています。
見た目は宝石のように輝いており1㎝に満たない実が可愛らしいです。
挿し木でカランツを育てる方法
カランツは挿し木でも育てることができ、初心者にも挑戦しやすい方法です。実際私は、ご近所さんからもらったカランツの枝をそのまま土に植え、2年目は葉が出てきて3年目に花が咲き実が取れるようになりました。
挿し木のポイント:
- 時期:春から初夏もしくは9月頃が挿し木をするのに適した時期です。新しい枝をカットして、土に植えます。
- 土壌:水はけが良く、酸性の土壌を選びます。
- 水やり:乾燥させないように、適度な水やりを心がけましょう。
挿し木は特別な技術を必要とせず、家庭菜園でも簡単に始められる方法です。
シカ対策が必要!カランツを守る方法

カランツはシカにとても好まれる植物で、特に花が咲く時期や実がなる時期に食べられてしまうことがあります。私も3年目には、花が沢山咲き実がなり始めたのに、シカに青い実のままほとんど食べられてしまいました。今年もたくさんの蕾がついているので、シカ対策をしっかりと行いたいと考えています。
シカ対策の方法:
- ネットを使う:カランツの周りにネットを張ることで、シカが食べられないようにできます。高さのあるネットを選び、しっかり囲みましょう。
- 忌避剤を使う:ニンニクや唐辛子、ハーブなどの香りを使ってシカを遠ざけることも有効です。
これらの方法を実践することで、シカによる被害を防ぎ、今年はカランツを守ろうと思います!
今年も楽しみ!カランツの実がなるまで
カランツの実が赤くなるまでには少し時間がかかりますが、その過程を楽しむのも育てる醍醐味です。私は、今年もカランツの実がたくさんつくのを楽しみにしています。赤くなったら、ジャムやジュースにして楽しもうと思っています。