サニーレタスは家庭菜園で作るには比較的簡単で当店でもよく使い、畑でもたくさん栽培しているお野菜です。
しかし、、、たまに苦い。畑で葉っぱの味見をするといや、無理!というほど苦い。
そこで今回は、サニーレタスが苦くなる原因と苦くてもサラダとして食べられる方法をご紹介させていただきます。
苦い原因1:育ちすぎ
まず、苦い原因ですが「ラクチュコピクリン」というポリフェノールの一種の苦味成分が葉にたくさん含まれると苦くなります。
では、当店のレタスはなぜ苦かったか。。。
写真の通り育ちすぎです。
写真のように茎がどんどん伸びたサニーレタスを「トーテムポール化した」
と勝手に呼んでいますが、
一般的には「トウ立ち」と呼びます。(ちょっと似ている?)
当店では、サニーレタスがスーパーに売られているような形で収穫はせず、
毎日調理に必要な分の葉をちぎって使っています。
そのため茎だけはどんどん伸び葉が次々と出てきます。
そして、最後小さくて黄色い花が咲きます。
ここまでくると、翌年こぼれ種でちょこちょこっとサニーレタスの赤ちゃんができてきます。
この状態になってしまったサニーレタスの葉は「ラクチュコピクリン」がたっぷり含まれて・・・苦いです。
苦い原因2:肥料過多・水分不足
サニーレタスが苦くなる原因で育ちすぎの他に「肥料過多」や「水分不足」も原因にあげられます。
肥料では、窒素系の肥料を与えすぎると苦くなります。
有機質窒素肥料では、魚粉,油かすなど。
化学肥料では、硫安,塩安,尿素,石灰窒素,硝安,硝石など。
当店のサニーレタスは、苗ポットから露地に植えた際に化学肥料を少しあげたらそれっきり。
追肥は行いません。なので、これは該当しないかなぁっと思っています。
苦味を取る方法:おすすめ!ぬるま湯にさらす
家庭菜園で苦くなったサニーレタス軍団を初めて見たときはもう使えないと思っていたのですが、
この苦みちょっと工夫すれば隠れちゃいます♪
当店では、ぬるま湯(40度~50度程度)をボウルにたっぷり張ってサニーレタスの葉をボールにつけます。
時間は3~5分程度。
少し味見してみて苦味がとれてそうであればOK。
その後サラダにするのであれば1口サイズにちぎって冷水にさらします。
ちょっと苦味があるようだったら、1口サイズにちぎったサニーレタスをもう一度ぬるま湯に3分程度つけてその後冷水にさらします。
最初に食べた苦いサニーレタスから驚くほど苦味が消えてますよ♪
そのままサラダにしてもいいですが、
おすすめは香りの少しある野菜を足してあげると苦味がぐっと気にならなっくなります。
例えば、セロリ、大葉など。
苦味もアクセントとなりさわやかなサラダになります。
色目にスイスチャード(にじいろ菜)・人参・コリンキーを使用しています( *´艸`)
まとめ
今回はサニーレタスの苦味について原因と食べ方をご紹介させていただきました。
家庭菜園ではたくさんお野菜が収穫できてうれしい反面、取れる時期のコントロールが難しいです。
トウ立ちしたサニーレタスは1つにまとまりはしないものの葉は食べられまし、
苦くなったサニーレタスもぬるま湯に少しつけてあげるだけでおいしく食べられます。