「ルバーブ」を、ご近所さんからたくさんいただいたよ!
「ルバーブ」の見た目は穴が開いていない赤いフキのような植物です。
今回は、以下のような方におすすめの記事になっています!
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涼しい気候を好むルバーブの育て方
我が家のルバーブは、ご近所さんの大きな株から分けていただいたものです。
ルバーブは、一度植えて上手に育ててあげると数年は収穫ができます。
毎年冬になる前に枯れてしまいますが、次の春になると同じ場所から芽が出てきます。
土は水はけがよく栄養の多い土を好みます。
シベリア原産で寒さに強く、10度~18度が栽培に適しており、日当たりと風通しの良い場所で栽培するといいです。
肥料は、1年目は植え付け後3週間目から月1回、化成肥料を1平方メートル当たり30gを追肥し、土寄せします。
冬になり地上部が枯れてきたらお礼肥に堆肥1平方メートル当たり3~4kgを株元にやります。
2年目以降は、北海道では3月末まで雪があるので、雪解け後(雪がない地域などでは、2月)から月に1度、化成肥料を1平方メートル当たり30gを追肥し、土寄せします。
収穫は寒冷地では7月末までに終え後は株を休ませます。温暖地域では6月末までに収穫は終えましょう。
ルバーブの茎は栄養豊富だけど気を付けたい毒性
ルバーブは茎を食べるのですが、そのままで食べるとかなり酸っぱいです。
ルバーブにはビタミン群が豊富に含まれているのはもちろん、葉酸、カリウム、食物繊維なども豊富に含まれています。
ルバーブの根は、漢方薬の薬草の1つ。ダイオウと聞くと聞いたことがある方もおられるのでは。。。
その同じ成分がわずかながら茎にもあり、子宮収縮を促進する作用があるとされています。
そのため、出産を控えた女性は控えた方がいいでしょう。
また、授乳中の場合、乳に成分が混ざってしまい乳児が下痢を起こすこともあるとされ控える方がよいでしょう。
その他にルバーブの葉には、高濃度のシュウ酸やシュウ酸塩、アントラキノンなどの有毒成分を含んでいます。
葉を生で摂取すると中毒症状によって、呼吸困難や吐き気、腎不全などの症状が現れ、欧米では子供が死亡した例も報告されています。
ルバーブは冷凍保存で1年楽しむ
収穫したルバーブを綺麗い洗い、水分をふき取ってから、小口切りにして冷凍保存することで、長い間楽しむことができます。
写真は今年の6月に収穫をしたものを小口切りにして袋に詰めたものです。
約3か月程たって、霜が多少ついていますが。。。ジャムにするには冷凍焼けなどの味もしておらず、おいしくいただけます。
冷凍ルバーブのジャムとタルトレシピ
ルバーブのジャム
ルバーブ(1cm程度の小口切り):200g
グラニュー糖:40g
冷凍していて水分が出にくい場合は、先に耐熱皿にルバーブを入れて電子レンジで1分程過熱をすると作りやすくなります。
ルバーブのクランブルタルト
お店では上記で作ったジャムを使ってクランブルタルトにして提供しています。
市販のタルト台(18㎝ 1台)
◆ルバーブのジャム
ルバーブ 200g
グラニュー糖 40g
◆アーモンド生地
アーモンドプードル 50g
無塩バター 50g
溶き卵 1個分
グラニュー糖 40g
ラム酒 大匙1
◆クランブル生地
無塩バター(1cm角程度にカットして冷やしておく) 50g
薄力粉 50g
アーモンドプードル 50g
グラニュー糖 50g
作り方
1 ルバーブのジャムを作り冷ましておきます。(上記参照)
2 クランブル生地を作ります。
無塩バターをボールに入れます。
そのボールに薄力粉、アーモンドプードル、グラニュー糖を振るい入れ、
手でそぼろ上になるよう混ぜ合わせて冷蔵庫で寝かせておきます。
3 アーモンド生地を作ります。
2とは別の耐熱ボールにバターを入れ、レンジで約30秒程過熱したら、グラニュー糖を振るい入 れ混ぜます。
そのボールに溶き卵と振るったアーモンドプードルを交互に3回に分けて混ぜ入れます。
最後にラム酒入れてよく混ぜます。
4 オーブンを180度に設定します。
タルト型に3のアーモンド生地を入れ、その上から1のルバーブジャムを入れ伸ばします。
さらにその上からクランブル生地を全体にまぶします。
5 180度のオーブンで約30分焼きます。
ルバーブジャムが水っぽいとしっかりと焼けません。少し固めのジャムの方が作りやすいです。
まとめ
今回はルバーブについてご紹介させていただきました。
タルトは実際お店でも出して人気商品です。
ルバーブがある期間限定でこちらから販売もしています。