【初心者】初めてのスマホで確定申告 何が必要?利用者識別番号って?

確定申告 お金の話

確定申告をするために平日に税務署に行くのって難しい方も多いですよね。

今回はスマホで確定申告をするためのはじめ一歩をご紹介させていただきます。

くま
悩めるくま

スマホで確定申告するぞ!!ってまず何が必要?

税務署職員
税務署職員

スマートフォンで確定申告する場合、まずは必要なものはインターネットにつながるスマートフォン。

次に利用者識別番号と暗証番号があるかどうか、また、マイナンバーカードを作っているかどうかで手順が異なってきますよ。

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利用者識別番号とは?

利用者識別番号とは、e-Tax(確定申告をする際に用いるソフト)で電子申告をするために必要な個人の識別番号です。(マイナンバーカードのマイナンバーとは違います!
原則、1人の個人に1つの識別番号が発行されます。

利用者識別番号の取得方法は?

利用者識別番号の発行は、税務署で発行かオンラインで発行のどちらかでできます。税務署で発行する場合、本人確認書類が必要となります。税務署で利用者識別番号と暗証番号を発行すると下記のような書類がもらえます。

IDPW発行書類

スマホでe-Taxを使ってオンラインで取得する場合は、マイナンバーカードとマイナポータルアプリが必要になります。

 

ちなみにパソコンで利用者識別番号と暗証番号を発行する場合はマイナンバーカードとICカードリーダーライタまたはスマートフォン(マイナポータルアプリのインストール済み)が必要になります。
パソコン版オンラインで利用者識別番号を発行するのはこちらから。

利用者識別番号を発行

次のページでは必ず「マイナンバーカードをお持ちの方はこちら」をクリックしてください。「マイナンバーカードをお持ちでない方はこちらは」では、最終的に暗証番号の発行はできません。暗証番号を発行しに税務署に行く必要があるので、何もせずそのまま税務署に行って利用者識別番号・暗証番号の発行手続きした方が早いです。

利用者識別番号を発行2

 

利用者識別番号と暗証番号が分かる場合

e-Taxの「提出方法等に関する質問」で「e-Tax(ID・パスワード方式)」で提出することができます。

IDPW方式

暗唱番号だけがわからない場合

PW再発行
参照ページ
e-Taxの利用するための開始届出書(利用者識別番号)を作成した際に、「秘密の質問と答え」及び「メールアドレス」を登録してた場合、暗証番号の再設定ができます。

「秘密の質問と答え」及び「メールアドレス」を登録してていない場合や、覚えていない場合は面倒ですが、税務署に行って暗証番号を発行してもらう必要があります。

この際、本人でないと暗証番号の発行はしてもらえないため、本人確認書類(免許書やマイナンバーカードなど)の持参が必要です。

利用者識別番号・暗唱番号がわかるのにログインできない場合

利用者識別番号と暗証番号の控えがあるのにも関わらず、ログインができない場合、以下のことが考えられます。

税務署の外からもログインできるためのパスワードが発行されていない

重要書類
上記のような利用者識別番号・暗証番号の控えを持っているのに自宅で確定申告できない場合があります。

これは税務署内でe-Taxを利用する暗証番号は発行されているが、税務署外では利用できるように設定されていないからです。

原因として、
税務署で利用者識別番号を発行した時、本人ではなく代理人であった(妻が代理で取得した等)
→本人でない限り外部で利用可能な暗証番号の設定をしてもらえません。
税務署で利用者識別番号を発行した時、本人確認書類がなかった
→本人の確認ができない場合、外部で利用可能な暗証番号の設定をしてもらえません。
税務署で利用者識別番号を発行した時、設定が漏れていた
→本人の確認ができれば、税務署で再設定してもらえます。

廃番となっている
利用者識別番号は原則1人につき1つなのですが、誤って2つ発行されてしまった場合、古い番号は廃番となります。
廃番となった番号については利用することはできません。

いずれにしてもログインできいない場合は、「ログインできません。」と言って税務署に行く必要があります。

まとめ

初めてスマホで確定申告するにe-Taxは1人でするのにハードルが高いです。税務署内では当たり前の言葉が初めて聞かされたりで戸惑うことが多いと思います。一度チャレンジして無理だ!っと思ったら税務署にスマホを持って行ってここまでやってみたのですが・・・と聞いてみると意外と途中から教えてくれたりするので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。

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