初心者でも簡単!モロッコインゲンの種まき・育て方と失敗しないコツ

モロッコインゲン 家庭菜園

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モロッコインゲンは、家庭菜園初心者でも育てやすく、たくさん収穫できる嬉しい野菜です。
幅広いさやはやわらかく、甘みもたっぷりで、さまざまな料理に活躍してくれます。

この記事では、畑初心者だった私が実際に栽培しながら学んだ「失敗しないコツ」と、種まきから植えつけ・支柱立てまでの手順を丁寧にご紹介します。
「初めてだけどちゃんと育つか不安…」という方も大丈夫!
基本さえ押さえれば、きっとモロッコインゲンの栽培が楽しくなりますよ。

今年はぜひ、自分の手で育てたモロッコインゲンを食卓に並べてみませんか?

モロッコインゲン芽

モロッコインゲン芽

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モロッコインゲンとは?特徴と魅力

モロッコインゲン
私は「モロッコ豆」と呼んでいますが、ご近所のお母さまは「野菜豆」と呼んでます。

正式には「モロッコインゲン」。

年に3度も採れるので「三度豆」と呼ばれることもあります。

モロッコインゲンはヒラサヤインゲンの一種で、サヤの幅が広く長いことが特徴的です。

大きいけれど、筋がないため熱を通すとやわらかで甘味があります。

カフェでは、素揚げにして、スープカレーやグリーンカレーにのせて提供することが多いです。

恥ずかしながら移住してくるまで全く知らなかったお野菜で、ご近所さんからいただき美味しさに感動して作り出しました。

栽培中、どんどんとサヤができていきます。

ちょっと油断をしているとサヤの中の種が大きくなってきてしまいます。

こうなってしまうと、サヤごといただくと固くなってしまっているため、中の種を取り出し乾燥したものを保存するとよいでしょう。

乾燥した豆を茹でてサラダのトッピングや豆カレーなんかにするといいですね。

豆は来年の種用に回すこともできると言われている方もおられます。

ほったらかしにしていた豆たちが、6月中旬、勝手にあちこち発芽をしていました。

きちんと豆の管理していれば、毎年種としても使えそうです。

豆を乾燥しておけば、数年保存は効くので豆として食べることをオススメします。

モロッコインゲンの栽培準備

モロッコインゲン種

必要なもの(土・ポット・種)

モロッコインゲンを育てるために用意するものはとてもシンプルです。

・種
モロッコインゲンの種は、直径約1cmと大きめです。種袋に入って販売されています。

モロッコインゲン種袋裏
種袋の裏面

・ポリポット
育苗用ポリポット(直径9cm・3号ポット)を使います。私は毎年、苗を買ったときのポットを再利用していて、エコでおすすめです。何年も使えています。

ポリポット100P 9.0cm


・土(培養土)
種まきには、ホームセンターなどで販売されている「種まき用培土」を使用しましょう。水はけと通気性がよく、発芽率が高まります。

これだけそろえれば、すぐに種まきをスタートできます!

種まきの時期と注意点

モロッコインゲンの種まき時期は、地域によりますが、一般的には4月上旬~です。
寒冷地の場合、霜が降りなくなったタイミングを待って種まきをしましょう。

私の場合(寒冷地)
ハウスがあるため、2週間ほど早く種まきを開始しました。

種まきの注意点
ポットに2粒ずつ種をまき、発芽後に1本立てにします。(外で育てる場合は風対策に2本立ての方が安心です)

また、モロッコインゲンは生育が早いため、強風対策に支柱を早めに準備しておきましょう!

モロッコインゲンの育て方

種まきの手順

1.ポットに土を入れる
育苗用ポットに種まき用培土をたっぷり入れ、表面を軽く平らにならします。

2.種をまく
ポットの中央に指で1~2cmほどの穴をあけ、2粒ずつ種をまきます。

3.土をかぶせる
種をまいたら、上から軽く土をかぶせ、手のひらで優しく押さえて密着させます。

4.たっぷり水を与える
最後にたっぷりと水を与え、乾燥を防ぐために日陰または半日陰で管理します。

※室内やハウス栽培なら気温を15~20℃に保つと、発芽がスムーズに進みます。

発芽後の管理方法

1.間引き
発芽して双葉が開いたら、元気な方の苗を残して1本立てにします。
風が強い場所で育てる場合は、2本立てにしてもOK!
お互いを絡ませて成長させると風に強く育ちます。

2.支柱の設置
苗が15~20cmほどに成長したら、早めに支柱を立ててあげましょう。
モロッコインゲンは成長が早く、あっという間に2m以上になります。

3.水やりと追肥
乾燥しすぎないように適度に水やりをし、葉色が薄くなってきたら追肥をします。
特に花が咲き始めた頃に、1回追肥してあげると収穫量がぐっと増えます!

モロッコ苗

植えつけと支柱立てのコツ

モロッコインゲン支柱

植えつけのコツ

タイミング
本葉が2~3枚になった頃が植えつけの適期。外気温が十分暖かくなってから行いましょう。(目安:最低気温が15℃以上)

土の準備
植えつけ前に、石灰を混ぜて酸度調整し、完熟堆肥や元肥も入れて土をしっかり耕しておきます。
スコップで5回以上掘り返して土をふかふかにしておくと根張りが良くなります。

間隔
苗と苗の間は30~40cmほどあけて、風通しをよくすると病気予防になります。

植え方
ポット苗をそっと外し、根鉢を崩さずに植え穴へ。植えた後は、軽く押さえて根と土を密着させます。

支柱立てのコツ

支柱の種類と長さ
モロッコインゲンは2m以上伸びるので、2m以上の支柱を使うのがベスト!
支柱は竹や園芸用ポールなどでOKです。
我が家では2m以上の支柱の準備が難しいので、隣の支柱に渡したり・・・苦戦しています。

支柱の立て方
1株ごとに1本立ててもいいし、数株まとめて「テント型(上で交差させて結ぶ)」にすると安定感バツグン!

ヒモの結び方
苗が伸びてきたら、麻ひもなどでゆるく8の字にして支柱への固定したり、随分と伸びてきたら支柱に絡ませたりしていきます。
強く結びすぎると茎を痛めるので注意!
成長が進むと自分から絡まってくれます。

支柱立てのタイミング
苗が小さいうちに立てておくと、風で倒れるリスクが減ります。成長してからだと絡まって作業が大変になるので、早め早めに支柱を用意しておくのが◎。

収穫のタイミングと注意点

モロッコインゲンは、花が咲いてからおよそ2週間ほどで収穫できるようになります。
サヤが大きくなり、幅が広くふっくらとしてきたら収穫のサインです。

【収穫時のポイント】

サヤが若いうちに収穫する
→時間を置きすぎると中の豆が大きくなり、サヤが硬くなってしまいます。やわらかいうちに摘みましょう。

ハサミや手で優しく切り取る
→ツルごと引っ張ると株を傷めるので、根元を支えてやさしく摘み取るのがコツです。

こまめな収穫が大事
→実をつけたままにしておくと株が疲れてしまうので、収穫は2~3日に一度が理想です。

「もう少し大きくしてから…」と思っていると、あっという間に育ちすぎるので、早め早めの収穫を心がけましょう!

失敗しないためのポイントまとめ

種まきのタイミングに注意
→寒い時期にまくと発芽しないので、暖かくなってから(最低気温15℃以上が目安)種まきしましょう。

水はけの良い土を用意する
→水のたまりすぎは根腐れの原因に。ふかふかの土づくりが大切!

間引き・支柱立てをしっかり
→風で倒れやすいので、2本立て+早めの支柱で安定させます。

収穫はこまめに
→取り忘れたサヤは硬くなるだけでなく、株全体の成長も止めてしまうので注意!

これらを押さえておけば、初心者でも立派なモロッコインゲンを育てることができます!

まとめ|たくさん収穫して美味しく食べよう!

モロッコインゲンは、初心者でも育てやすく、手間が少ないのにたくさん収穫できる嬉しい野菜です。
育てる楽しみだけでなく、やわらかく甘みのあるサヤは、素揚げや炒め物、カレーのトッピングなど、さまざまな料理で大活躍してくれます。

ちょっとしたポイントを押さえるだけで、ぐんぐん成長してくれるので、ぜひ家庭菜園に取り入れてみてください。
たくさん収穫して、旬の美味しさを思いっきり味わいましょう!

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