うちではあまり気になったことはないけれど、ネットを見ていると「サニーレタスが赤くならないんだけど…」という声をよく見かけます。
サニーレタスといえば、フリルのついた葉に赤紫色が入るのが特徴。でも、育ててみたら緑のままで「あれ?」ってなる人も多いみたいですね。
この記事では、サニーレタスが赤くならない原因と、次回の栽培で色づきをよくするためのコツをまとめました!
サニーレタスが赤くならないのって異常なの?

サニーレタスが緑のままでも、実はぜんぜんおかしいことじゃありません。
むしろ、育てる時期や環境によってはよくあることです。
それに、色が赤くないからといって味や栄養に大きな違いはありません。
見た目だけの話なので、安心して食べてOK!
原因①:日照不足
サニーレタスが赤くなるためには、日光がしっかり当たることが大事。
日照時間が短かったり、陰になっていたりすると、赤い色素(アントシアニン)があまり作られません。
プランター栽培や、密植しすぎた場合にも、葉に光が届かず赤くなりにくいことがあります。
原因②:気温が高すぎる
実は、サニーレタスは涼しい時期の方が赤くなりやすいんです。
特に25℃を超えるような気温になると、葉は緑のまま育つことが多くなります。
赤みをしっかり出したいなら、春や秋の涼しい時期に育てるのがベストです。
原因③:窒素肥料のやりすぎ
肥料をたくさんあげてしまうと、葉がぐんぐん育ちますが、緑が濃くなって赤みが出にくくなることがあります。
特に窒素成分の多い肥料は、葉の成長を促進する一方で、色づきには逆効果なことも。
控えめな施肥で育てる方が、赤く色づきやすいです。
原因④:そもそも品種による
一口に「サニーレタス」といっても、実は品種がたくさんあります。
もともと赤くなりにくい品種を選んでいた場合、どんなに条件が良くても緑のまま育つことも。
ホームセンターなどで売っている苗は、品種名が書かれていないこともあるので、赤く育てたい場合は品種に注目して選ぶといいですよ。
残念ながら…育った後に赤くするのはムリ!
赤い色素は、生育中の光や温度などのストレス条件によって作られます。
なので、一度緑のまま育ったサニーレタスに、後から日光を当てても、劇的に赤くなることはほとんどありません。
「赤くならなかった〜」とがっかりするかもしれませんが、味には問題なし!
そのままサラダにして、しゃきしゃき楽しんでくださいね。
次回リベンジのための育て方ポイント
赤くてきれいなサニーレタスを育てるには、次のようなポイントを意識すると◎です!
- 日当たりのいい場所で育てる(できれば1日6時間以上の日光)
- 春や秋の涼しい季節に栽培する
- 肥料は少なめに、特に窒素を控えめに
- 赤くなりやすい品種を選ぶ
例:レッドファイヤー、レッドウェーブ など
これらを意識するだけでも、発色がかなり変わってくるはず!
まとめ|緑のままでもおいしいよ!
サニーレタスが赤くならないのは、珍しいことじゃありません。
育てた環境によるだけなので、心配しすぎなくて大丈夫!
緑のままでも、味や食感はしっかり楽しめます。
次回は、日当たり・気温・肥料・品種にちょっと気をつけて、リベンジしてみましょう♪