「去年のサニーレタス、苦くなったから放っておいたら花が咲いて、いつの間にか種が落ちて…。気づいたら今年も同じ場所からたくさん芽が出てきた!」
これ、実はうちの畑でよくあることです。
家庭菜園をやっていると、「連作障害ってあるの?」「毎年同じ場所で育てていいのかな?」って疑問に思うことありますよね。今回は、うちのように“自然に生えてきたサニーレタス”を移植して活用している方法と、連作障害を避けるためのちょっとした工夫をご紹介します。
そもそも連作障害って?
連作障害とは、同じ場所に同じ野菜を続けて植えることで、土の中の病害虫や微生物のバランスが崩れて、うまく育たなくなる現象のこと。
レタス類(サニーレタスも含む)は比較的連作に強いとされてますが、まったく影響がないわけではありません。
特に注意が必要なのは、
- 土壌病害(根腐れ、立枯れ病など)
- 同じ根の深さに栄養が集中することによる栄養バランスの偏り
などが起きるケース。
我が家のサニーレタスは“こぼれ種”で毎年出てくる!

うちの畑では、サニーレタスを収穫し終えたあと、苦くなってトウ立ちした株を放置していたら花が咲き、自然に種が落ちました。
すると翌年の春、同じ場所からポコポコ芽が出てきたんです!
この“こぼれ種”で自然発芽した苗を、状態のいいものだけ選んで、畑の別の場所に植え替えています。
苗の移植タイミングとコツ

こぼれ種の苗を植え替えるなら、
- 本葉が2~3枚になった頃
- 曇りの日か、夕方の涼しい時間帯
に移植するのがおすすめ。
しっかり根付けば、普通に種まきした苗と変わらず育ってくれます◎
自然に芽が出ているので種まきでポットで育てている苗よりも強い気がします。
まとめ|自然の力も活かして、無理なく育てるのもアリ
サニーレタスに関しては、連作障害をあまり気にしなくても大丈夫かもしれません。
ただ、毎年同じ場所で作り続けるよりは、自然に出てきた芽を上手に移植していくと、土も休められて一石二鳥です。
こぼれ種の苗、もし見つけたらぜひ活用してみてくださいね!