【家庭菜園×レシピ】株分けウドを畑で育てて4年!春の天ぷらレシピも紹介

畑に植えたウドの葉 家庭菜園

こんにちは!今日は、うちの畑で毎年収穫している「ウド」の話。

実はこのウド、もともとはカフェのお客さんのご自宅で育てられていたもので、4年前に株分けしていただいたのが始まりです。最初は「ウドって畑で育つの?」と半信半疑でしたが、きちんと根付いて、冬には枯れますが、また春になると芽を出してくれます。

今年は新芽が出てから5月初旬に霜にあたり、一度全て真っ黒になりました。しかし、しばらくしてまた新芽を出してくれて、無事に収穫できるまでに復活しました。

今日は、そんなウドの育て方や香りの話、収穫したウドを使ったカフェの天ぷらレシピもご紹介します。

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ウドってどんな野菜?


ウドは、春になると山林などに自生する山菜のひとつで、独特の香りとシャキッとした食感が魅力です。
和名では「独活(うど)」と書き、古くから日本人に親しまれてきた野菜。
主に「山ウド(天然もの)」と「栽培ウド」があり、天然ものは香りが強く、ややアクも強め。一方、畑で育てる栽培ウドはクセが少なく食べやすいのが特徴です。

春になるとスーパーにも並びますが、やっぱり旬の時期に収穫したばかりのウドは香りも味も別格。
きんぴらや酢味噌和え、天ぷらなど、和食にぴったりの食材です。

株分けでも育つ!畑ウドの4年目のようす

畑で育つウド

山菜は山でしか育たないイメージでしたが、ウドは畑でも育てられます。ただし、天然ものと比べると「香り」が落ちるのが正直なところ。

特に、株分けしたウドは香りが控えめです。山ウドのあの独特の強い香りを期待していると「あれっ?」と思うかもしれません。しかし、それでも十分おいしいですし、天ぷらにするとほんのり香りが立って、春を感じる味になります。

ちなみにうちでは、毎年秋に「お礼肥え」として化学肥料をしっかりあげています。そうすると、春にちゃんと芽が出てきてくれます。今年も霜でやられたときは心配でしたが、ちゃんと復活してくれました。


カフェでも大人気!ウドの天ぷら

北海道のカフェでは、中々新鮮な畑のお野菜が手に入りません。そのため、ウドは貴重なサイドメニューのひとつになります。

観光のお客様に「これ何ですか?」ってよく聞かれます。「ウドですよ」っと話すと、「これがウドなんだ!」っとびっくりされることも多いです。実際に食べてみると「おいしい!」って言ってもらえて、私もすごくうれしいです。

今回はそのウド天ぷらの簡単レシピもご紹介しますね!


【簡単レシピ】ウドの天ぷら

ウドの天ぷら
ウドの天ぷら

材料(2人分)

  • ウドの新芽…10本くらい
  • 天ぷら粉(または小麦粉:薄力粉を3:1)…20g
  • 冷水…適量
  • 揚げ油…適量
  • 塩…少々

作り方

  1. ウドの新芽は軽く洗って、汚れを落とします(皮はむかなくてOK)。
  2. 天ぷら粉に塩を入れ冷水で溶き、衣を作ります。※冷たくしておくのがカリッと揚がるコツ!
  3. ウドの芽を衣にくぐらせ、170〜180℃の油でカリッと揚げます。
  4. 熱々のうちにどうぞ!

サクッとしていて、ほんのりウドの香りが広がります。春の味が感じられてとても美味しいです。


まとめ

畑で4年育ててきたウドは、季節の楽しみのひとつ。霜で真っ黒になった後も復活してくれた姿に感動しながら、今年も天ぷらにして美味しくいただきました。
天然のような香りは出ないけれど、手をかけたぶん愛着もひとしお。
来年もまた芽を出してくれるのが楽しみです。

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